イギリス大学院 開発学 留学日記 @Manchester

2008年9月よりイギリス、マンチェスター大学院に留学しています。 この日記が、いつか誰かの道しるべになることを♪

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途上国開発とインフラ整備

問題:途上国が自立発展する条件は何でしょう?
思いついたまま書くと以下かな。
1.公平で不正の少ない政治
2.財政・経済の安定性
3.道路、電気、水道などの基本インフラ整備


個人的に、3の生活条件も向上するインフラの果たす影響は大きいと思います。
しかし、今イギリスで開発学という学問を学ぶ中で、インフラの重要性を学ぶ機会がほとんど無いことに驚かされました。
講義で多いのは、順番に経済、政治、環境、教育など。

日本の援助はインフラの割合が多く、近年の東南アジアの経済成長に大きく貢献したと言われている。
「それで儲かるのは日本の建設会社じゃないか」とか、「無駄遣いが多く金額が高いわりに効果が少ない」等々と批判もされてますが、果たしてきた成果も大きいはずで、それが十分評価されていない気がする。

考えてみると、開発学という学問自体他の学問と比べて新しく、色々な専門分野を応用した変な学部です。
また、技術の知識に対抗する形で作られた経緯もあるみたい。

高速道路を作ったら、地域経済がどれほど向上するのか?
学校や水道を建設すると、長期的にどれほど利益が生まれるのか?

こういったことは、工学部で変わり者の先生が勉強している様だけど、開発学の中で学ぶ必要性は高いと思う。
このギャップの中に、自分の存在価値がありそうなので、不満を言うだけでなく勉強勉強!

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セメスター2(春学期)開始

渡英して、早くも5ヶ月が経ってしまいました。
最近は5時位まで外が明るく、気分的にも楽になってきてます。

セメスター1が終わりしばらくゆっくりしてましたが、周りの学生が修士論文、就職情報収集などを始めており、これから忙しくなりそうな予感。
始まったセメスター2の授業内容をまとめると、以下になりました。

授業は週当たりで、合計週18.5時間程度
その他に文献の読み込みと課題提出が課せられます。
今回も、帰国後でもできる読み込みより、各種授業への参加を優先させています。頑張ります。

<1.必須科目>
「安全管理:Risk Management」 3時間
「開発実践の特徴・技術:Characteristics and Skills of Development Practice」 3日間の集中講義

<2.選択科目>
「事業評価・費用便益:Project Appraisal and Cost Benefit」 2.5時間
「開発の計画・管理:Planning and Managing Development」 3時間

<3.聴講科目>(単位加算なし)
「再建設と開発:Reconstruction and Development」 2時間
「経済開発における農業:Agriculture in Economic Development」 2時間
「政治と開発:Politics and Development」 2時間
「英語(留学生用発音・作文・会話クラス)」 4時間

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開発学勉強会のお誘い@Manchester周辺

書いていませんでしたが、友人達とマンチェスター大学で開発学に関する自主勉強会をしています。
参加者は主に開発学修士課程の日本人10名程+日本留学経験のある外国学生3名。

もし興味のある方が居れば、以降お誘いしますので、以下のコメント欄で管理者のみ開示可能にしてメール連絡先を教えてください。
最近はブラッドフォードやリーズで勉強中の学生と会ったので、近隣大学で親睦かつ勉強を兼ねた会もしたいと思っています。
なお、日本語が分かれば勉強内容、身分などは特に問いません。

今までの活動内容は以下です。
1回「開発学PhDの研究内容・方法について」 (PhD課程履修者)
2回「Grameen Bankの活動、グラミン・ダノン社のCSV」 (グラミンバンク勤務者)
3回「無償援助の仕事とキャリア形成+忘年会」 (修士課程履修者)
4回「ブラッドフォード大学訪問、平和学・開発学の内容+懇親会

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ブラッドフォード訪問

city hall b omars
(写真:シティホール、Omarsのインド料理 辛さは控えめ)
1月のIDDP勉強会で、ブラッドフォード大学の学生と友人になったので、早速訪問してみました。

ブラッドフォードはマンチェスターから電車で1時間程度、日帰り往復はRailpassを使って6.15ポンド。
マンチェスターからは5名参加し、まずお薦めのインド料理屋(omars)で昼食後、市内散策、学校訪問し、中華で夕食の後、バーで飲んで夜中に帰りました。
町は大きくないけれど、マンチェに比べても物価が安いそうで、暮らしやすそうな雰囲気でした。
色々と準備してもらい、充実した時間が過ごせました。改めて感謝。

peace study
ちなみにブラッドフォード大学は平和学で世界的に有名なので、授業内容など色々聞いたのだけど、授業ではセオリーの勉強が多いそうです。
開発学と比べると現場での実理性が乏しい印象ですが、開発学で大きなビジョンは提案できないので、一長一短なのでしょう。
確かに平和を目指すと行っても、文化、国際政治、宗教、軍事など各種の見方があり、簡単ではなさそうです。

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マンチェスターの中華街

マンチェスターには中華街が有ります。
City Centerの中心、Piccadilly Gardenから歩いて5分。
「イギリス料理は世界一!」と思わない方も居ると思うので、ちょっと紹介を・・・。
china town
(写真:中華街のゲートとレストラン)

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ラパス水道事業民営化が失敗した理由

前回に引き続き、セメスター1で必死で書いたエッセイのまとめです。
水道民営化の評価のため、ボリビアの首都ラパスの水道事業民営化をケーススタディとして取り上げました。
ラパスの場合、水道事業が1997年に民営化された後、2007年に再度公営化されています。
当初、貧困層への配慮をうたった(Pro-poor)事業運営手法をとっていたのにも関わらず、結局は民営化が失敗に終わった事例であり、失敗理由を研究しました。


結論として、民営化での運営がうまくいかなかった理由は、「住民参加等の管理手法、及び規制方法が下手だった」ということでまとめました。
今まで各専門家が挙げた主要な理由は「水道料金が高く、住民負担が大きすぎる」という分析が多かったのだけど、他国と比較した場合(ペルー、パラグアイ等)、水道料金は受容範囲内であると判断しました。

実際はエヴォ・モラレス新大統領の政治的な決定も大きいらしいのですが、新しい事例でありこれも調べるのは楽しかったです。

以下、簡単にメモを。

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イギリスの水道事情

セメスター1の試験期間が終わり、今週から授業が始まりました。
また学生らしい生活が始まります。

セメスター1でいくつか必死でエッセイを書いたのだけど、下調べでイギリスの水道事情を調べ、驚かされたことが多かったのでまとめてみました。
一般的な話じゃないので、関係無い方は飛ばし読みで。

・イギリスの水道事情って、途上国並?(メーター設置率、漏水率)
・イギリスの水道事業民営化は失敗だった?

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